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【 最先端ビジネス、企画と構想への道】 2018/9/25号
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□ ■ ウーバーのグローバル戦略、構想戦略
□ ■ 「空飛ぶタクシー」、MaaSの流れに乗り将来、有望市場に !
□ ■ 量子コンピュータ、特化型中心に2025年に1兆円突破の世界市場に !
□ ■ 自分の夢の世界を大切にする (コラム)
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ウーバーのグローバル戦略、構想戦略
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シェアリングエコノミーと空飛ぶクルマ、eVTOL(電動垂直離着陸型航空機)による空
のサービスが世界的な潮流になろうとしている。2020年代早期の実用化を目指すUber
の「空飛ぶタクシー」の最新コンセプト機「eCRM」は、ビルの屋上などから垂直
離着陸が可能。パイロットのほかに4人の乗客が乗り込める。Uberはサービス提供会
社の立場でもあり、機体の共同開発先に対して、共通の参照モデルとして設計図を提
供、開発を促している。
Uberは、現在のライドシェアに加えて空のライドシェア、移動サービスを2020年代に
を実用化する計画である。 2020年にeVTOL(電動垂直離着陸型航空機)の飛行試験
(実証実験)、2023年にeVTOLの耐空証明を得て、商業サービス開始、そしてロサンゼ
ルス・オリンピックのある2028年に一般サービスを開始する計画。2030年以降は、12
都市以上で、1000機以上を投入する計画。
Uberの提携戦略や社会を巻き込んでゆく手法は先進的である。
たとえばeVTOL の離着陸拠点となる「Skyport」を 20 カ所以上所有する米
Sandstone Propertiesと提携ずみである。またNASAとは航空管制の問題を共同調
査。Space Act Agreementを結び、低空での安全な飛行車両の移動を可能にすることを
目指している。また、人交通管理(UTM)コンセプトと無人航行システム(UAS)の開
発でも協力している。
米ベルヘリコプターやブラジルの航空機大手エンブラエル、無人航空機の開発で知ら
れる米カレム・エアクラフトとも提携。最近ではUberAIRの試験飛行都市を公募したり
している。
いっぽう、ソフトバンクグループが、ウーバーテクノロジーズの株式を取得、15%を
取得して筆頭株主となった。(2017年12月、ウーバーの発行済み株数の15%を77億ド
ル(約8500億円)で取得することで合意。) ソフトバンクは中国、東南アジアのラ
イドシェアにも出資しており、大手を束ねる形となっており、世界的な空のライドシ
ェアにつながってゆく可能性がある。
http://www.aqu.com/flying-car/
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「空飛ぶタクシー」、MaaSの流れに乗り将来、有望市場に !
空飛ぶクルマの未来ビジネス戦略レポート、まとまる!
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空飛ぶクルマは長年にわたるチャレンジャーたちの取り組みが、ようやく花開き、
世界的な製品化、サービス化の流れに入ろうとしている。世界を俯瞰してみると、ス
タートアップと、関連産業大手の提携、資本参加等が活発に行われている。様々なプ
レイヤーがしのぎを削っており、中でも、ウーバーテクノロジーズ、キティホーク、
Terrafugia、Joby Aviation などの米国勢が多いが、フランスのエアバス、ドイツの
ボロコプター、リリウム、スロバキアのエアロモービル、イスラエルのアーバンエア
ロ、中国のイーハンなども積極的に取り組んでおり、それぞれテスト飛行に積極的に
取り組み、2020年前後に試験サービスを実施する動きが多い。
とくに自動車販売台数トップの中国は、ドローン先進国としての関係技術の蓄積も
あるほか、Terrafugiaを中国の浙江吉利控股集団(吉利、Zhejiang Geely Holding
Group:Geely)が買収するなど、グローバルな勢いが出てきている点が注目される。
いっぽう日本では、トヨタが関係する、トヨタAIベンチャーズがJoby Aviationに出
資しているほか、トヨタ、富士通、NEC、パナソニックなどから支援を受けた有志
団体、CARTIVATOR(カルティべーター)が2020年東京オリンピックでの開会式聖火点
灯を目標として活動している点が注目される。
空飛ぶタクシー、エアタクシーの事業サービスの実現には、開発機関の垂直離着陸
機(VTOL機)の開発、自動化、性能の安定性等とともに、航空業界の空の安全を見守
る機関であるFAA(アメリカ連邦航空局)、EASA(欧州航空安全局)、国土交通省等の
安全性及び環境適合性の基準を満たさなければならない。
弊社では、それらが関係諸企業、関係者等の努力により、米国をはじめとして年々
着実に進展していくという仮説前提のもとに、空飛ぶタクシー、空のライドシェア
サービスのグローバル世界市場のシミュレーション予測を行った。その結果、202
6年には、利用料の売上ベースで1兆円を突破、その後も加速してゆくという結果が
得られた。
世界的に見たときに、2020年東京五輪、2024年パリ五輪、2028年ロス
五輪といったビッグイベントの年に新サービスが実施される可能性があり、段階的な
市場発展が予測される。当面は、乗客の他、パイロットが乗車するが、2030年頃
には、パイロットレス、完全自動運転の流れになってゆくとみられる。空飛ぶタク
シーのサービスでは、いかに効率よく、需要と供給を結びつけるか、ということが大
きなテーマとなり、ここにAI駆使のオペレーションコントロールの重要性が増して
ゆく。
米国のウーバーテクノロジーズの場合、eVTOL(電動垂直離着陸車両)の航空管制の
問題をNASAと共同調査したり、UberAIRの試験飛行都市を公募するなど広く活発な活動
を展開しているが、こうした将来の市場を先読みした取り組みができる企業が今後の
市場をリードしてゆくとも考えられる。
会社員、公務員、経営者など2,300人を対象にアンケート調査を実施したとこ
ろ、もし乗れるとすれば、どんなものに乗ってみたいか? との問に、空飛ぶクルマ
が60.9%と最も多く、60%強、実に5人に3人が乗ってみたい、ということが
分かった。また「大都市の交通渋滞の深刻さを感じている」は、50.4%、「空飛
ぶタクシーがもし将来あれば利用してみたい」は、46.0%とどちらも高く、ほ
ぼ、2人に1人の割合ということが分かった。米国ウーバー社などが進めようとして
いる空飛ぶタクシーは、将来的なこととはいえ、国内でも一定の関心、需要をとらえ
ている可能性がある。
当調査報告書がよりよい未来社会実現へ向けて、最先端のビジネス開発、研究開
発、製品サービス開発に少しでも寄与できれば幸いである。
■『空飛ぶクルマ、空飛ぶタクシーの開発動向と市場展望に関する調査
-空の移動革命の可能性!空飛ぶクルマの未来戦略-』
http://www.aqu.com/flying-car/
レポート体裁 プリント製本A4版 、PDF ファイル 236頁
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量子コンピュータ、特化型中心に2025年に1兆円突破の世界市場に !
量子の特性を生かした研究開発で、画期的技術開発も AQU調査
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量子コンピュータ市場は、一部製品化が始まったばかりだが、特化型中心に急速に市
場拡大してゆくと予測。7年後の2025年には1兆円突破のグローバル市場になる、
と先端テクノロジーの調査会社、AQU先端テクノロジー総研は、予測、分析している。
この調査分析は、同社発刊の、『量子コンピュータの開発動向と市場予測に関する調
査 -AIビジネスを加速させる量子コンピュータの市場予測、需要探索-』
http://www.aqu.com/quantum/ に反映されている。
量子コンピュータは、AIディープラーニングとの連携でAI市場を加速させる。このた
め、量子コンピュータによる産業革命への期待、ビジネスチャンス創出に期待する声
が多い。
市場ではIBM、Google、NTT、アリババなどの大手IT企業や、D-WaveSystemsなどの
スタートアップが積極的に開発製品化を進めており、R&Dなどのテスト導入や、無料の
クラウドサービスによる需要開拓、共同研究、ソフト、アプリ開発などが進展してい
る。また量子コンピュータ周辺領域でも、量子の特性を生かした、画期的な技術開発
が創出されているのが注目される。
たとえば、量子コンピュータではないが、量子現象に着想を得たデジタル回路を搭載
する疑似的な量子コンピュータであるデジタルアニーラ(富士通)の場合は、組み合わ
せ最適化問題を得意とし、高速計算が可能、スーパーコンピュータ「京」をもってし
ても実に8億年の計算時間が必要となるケースが、1秒以内で計算できてしまうとい
う。また、量子の性質を応用した探索アルゴリズムとして、連続値量子アニーリング
という技術を創出したケース(デンソーと東北大学の共同研究)もある。これは、量子
コンピュータそのものではなく、通常のPC でも使える新技術である。(将来的には組
み込み型の可能性もあると考えられる。)
このように、量子コンピュータ市場は、量子現象の特性を生かし、従来のコンピュー
タ技術との融和をはかりながら、市場のすそ野が拡大してゆく可能性が高い。事実、
IBMでは、ハイブリッド方式によるシステム化を提案している。
量子コンピュータの開発製品化や、量子現象に着目した研究開発は、AIビジネス市場
をより発展させるという意味でも、大切な役割を担っていると考えられる。
『 量子コンピュータの開発動向と市場予測に関する調査 』
-AIビジネスを加速させる量子コンピュータの市場予測、需要探索-
http://www.aqu.com/quantum/
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自分の夢の世界を大切にする ・・・
映画 『プーと大人になった僕』を見て気づかされたこと (スタッフのコラム)
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映画を見て気づかされることは多い。先日、アクション映画で知られる、トム・ク
ルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』を見てきた。この中で、音声ARが使わ
れている、と聞いたからである。やや専門的になるが、「音声AR」とは、スマートフ
ォンやタブレット等で動作する専用アプリケーションのバックエンドシステムの総称
であり、「現実世界に新たな聴覚情報を加えることで体験の可能性を広げる」という
もの。位置情報を検知し、任意の特定条件を満たしているユーザーに対して、自動的
かつリアルタイムに音声情報や音声情報と連動したデバイス画面演出を提供する、と
いうものである。これに関連して私の会社が、テレビ東京の経済ニュース番組、ワー
ルドビジネスサテライトで取り上げられた(テロップで流れた)ことから、映画を見
ることにしたのである。この映画のシーンでは、トム・クルーズが体を張って演じる
シーンが多く、本当にハラハラドキドキ。ジェットコースターを何度も乗っている気
分だった。ヘリコプターの闘争シーンや崖っぷちでの戦いのシーンなど手に汗を握る
場面が多く、通常、おだやかな心の私には正直、あまりにスリルがありすぎて、超過
激であった(笑)。ただ最先端の機器の一端を感じられたこと、また、トム・クルー
ズの命がけの仕事ぶりには、映画という世界を超えて、すごいというより、「大丈夫
か、もう危険なことはやめてくれ、長生きしてくれ」、という気持ちで一杯だった。
(^^);
お口なおしではないが、東京駅の歩く歩道の横に、何十枚も掲げられていた 『プー
と大人になった僕』 の広告があったので、プーさんの映画も見てきた。こちらは、
大人になり仕事に追われるクリストファー・ロビンの前に、プーさんや森の仲間たちが
現れ奇跡の再会をしたことで、「本当に大切なモノ」とは何かを、プーさんが教えて
くれる、というもの。この映画は家族と一緒に見ていて、正直、中盤までは非常に、
かったるかったが、最後のところで、主役のクリストファー・ロビンが、ビジネスプレ
ゼンで、大どんでん返しで大成功したので、とても感動した。全体がハッピーエンド
で終わったこともあり、心も納得した。この映画の中で、プーさんが教えてくれる
「本当に大切なモノ」がある。日々の生活に追われ、仕事に精を出すのもいいが、
プーさんや森の仲間たちのように、自分の夢の世界を大切にする、ということである。
実は、私は、昔、大学生の頃、空飛ぶ○○を研究するサークルを主宰していたのだ
が、当時、NHKから連絡があり、主だった大学のサークルが渋谷に集まることにな
り、私が主宰するグループも参加したことがあった。結局、宇宙、未知との遭遇をい
かに演じるかを競うことになった。なんと、私の主宰するグループの男女ふたりの演
技力がうまかったので、他大学のサークルを押しのけて採用され、NHKの朝のニ
ュースの前後に計2回放映されたことがあったのである。・・・・なぜ、こんなこと
を思い出したかというと、先日、空飛ぶクルマに関する朝の経済ニュースがあるの
で、協力して欲しいとの連絡をNHKから受けたからだ。その朝の経済ニュースは、
空飛ぶクルマが日本でも注目されており、自動車や航空機メーカー、そして経済産業
省などが取り組んでいる様子を描いていた。直接、私の会社名が出たわけではなかっ
たが、ほんの一部ではあるものの、番組の最後で大切な情報として紹介された。昔の
大学生の頃をなつかしく思い出すことにつながったのである。当時はシンセサイザー
の冨田勲氏などともテレビ番組でお会いした。クリストファー・ロビンではないが、仕
事中心でロマンを失っていた私は、プーさんの「本当に大切なモノ」を思い出すこと
になった。ヒミツなので大きな声では言えないが、実は広大な宇宙こそ、私のかつて
の夢の世界だった。。(^^)
『プーと大人になった僕』
https://www.disney.co.jp/movie/pooh-boku.html
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先端ビジネス ! 調査報告書のご案内 ☆。.:*:.:*:・'゜
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■『空飛ぶクルマ、空飛ぶタクシーの開発動向と市場展望に関する調査
-空の移動革命の可能性!空飛ぶクルマの未来戦略-』
http://www.aqu.com/flying-car/
レポート体裁 プリント製本A4版 、PDF ファイル 236頁
■『 量子コンピュータの開発動向と市場予測に関する調査
-AIビジネスを加速させる量子コンピュータの市場予測、需要探索-』
http://www.aqu.com/quantum/
レポート体裁 プリント製本A4版 、PDF ファイル 137頁
■『仮想通貨ICO、クラウドマイニング、ブロックチェーンの市場予測に関する調査
-暗合通貨新時代のICO、マイニング、ブロックチェーンの未来戦略- 』
http://www.aqu.com/mining-ico-blockchain/
レポート体裁 プリント製本A4版 、PDF ファイル 251頁
■『AIスピーカー及び、ヒアラブル端末の市場動向、市場予測に関する調査
-スマートスピーカー、スマートイヤホンの需要拡大をとらえる-』
http://www.aqu.com/ai-speaker-hearable/
レポート体裁 プリント製本A4版 、PDF ファイル 280頁
■『AIスピーカー及び、ヒアラブル端末の需要動向に関する調査
-スマホ・NEXTの可能性、スマートスピーカー、ヒアラブルの大潮流-』
http://www.aqu.com/ai-speaker-hearable-need/
レポート体裁 プリント製本A4版 、PDF ファイル 140頁
■『脳波ビジネス、BCIビジネス、市場開発に関する調査
-脳波特許の動向と注目企業機関、需要動向を調査-』
http://www.aqu.com/brain-bci/
レポート体裁 プリント製本A4版 、PDF ファイル 204頁
■『IT、生命科学の融合領域におけるビジネス開発、研究開発、市場予測に関する調査
-AIビジネス、脳波ビジネス、ウェアラブル・サービス等の新潮流-』
http://www.aqu.com/it-bio/
レポート体裁 プリント製本A4版 、PDF ファイル 526頁
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【 最先端ビジネス、企画と構想への道】 2018/9/25号
発行編集人 AQU先端テクノロジー総研 Katsumasa Koyasu
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